井上尚弥・対戦相手の試合前・後のコメントまとめ
クリソン・オマヤオ戦
試合前
井上尚弥のコメント
「ヘタなところは見せられない。8ラウンド使ってもいいから、内容のいい試合をしたい」
試合後
井上尚弥のコメント
「倒せたのは満足だけど、ガードが甘くなってパンチをもらったり、ダメなとこだらけだった。明日からでも課題を克服して次の試合の準備をしたい」
ガオプラチャン・チュワタナ戦
試合前
井上尚弥のコメント
「あれだけ小さい選手とはやったことがない。やりづらいかな」
「左手1本でコントロールする気持ちでやりたい」
佐野友樹戦
試合前
井上尚弥のコメント
「今回は食べながら、水分も摂りながら減量できたのでコンディションは万全。プロで2戦して、プロのリングにも慣れてきた。今までは硬くなったところがあったけど、今回は自由な自分を出せると思う」
佐野友樹のコメント
「こんなに騒がれるとは思っていなかった」
「井上選手には穴がないが、自分にも貫いてきたボクシングがある。勇気を出して自分のボクシングをすれば必ず勝てると信じている。全身全霊で戦います」
試合後
井上尚弥のコメント
「右を痛めてしまったが、左でコントロールできたのはよかった。もし1位になれば田口良一選手(当時ライトフライ級王者)に挑戦したい」
佐野友樹のコメント
「みんな、井上と闘うなら今しかない。来年、再来年になったらもっと歯が立たなくなる」
5年半後
「あのコメントは外れていますよね。ここまで強くなるとは思わなかった。もう日本人の誰も手が届かないところに行ってしまった。(米国の世界6階級制覇王者)デラホーヤとかスーパースターのレベル。あんなことを言ってしまって、ちょっと恐縮しています」
田口良一戦
試合前
井上尚弥のコメント
「田口選手は若くて勢いもある選手。自分は挑戦者らしく倒しにいきたい」
田口良一のコメント
「やってやるという気持ちは前から持っています。ベルトは渡すつもりはありません」
試合後
井上尚弥のコメント
「節目のタイトルマッチで、しっかりとしたKO勝ちというのが頭にあった。狙いすぎてパンチが相手に見えすぎたのだと思う。それほど芯にあたってなかった」
2019年に今までで一番強かった相手を聞かれると
「ベストで望んだ当時日本王者の田口選手。自分の経験の無さを感じた。」
田口良一のコメント
「自分は世界王者の八重樫選手や井岡選手ともスパー経験もあったけど、井上選手は別格の強さだった」
「すべての面で、自分の想像をはるかに上回っていました」
「井上君のパンチはハンマーのようなパンチ」
「彼のパンチは壊すパンチなんですよ。スパーでやった時もあんなに衝撃があるパンチはもらったことがなかったのでビックリしました。パワーだけじゃなくて目もいいし、すべての面ですごい。日本ボクシング史上でも最高の選手になれる可能性があると思います」
(もし再戦するなら…)
「距離を潰しにいきます。井上くんは遠い距離からの踏み込みが異常に速くて、そこで体重が乗ったパンチをもらったらどうしようもない。だから中に入っていくしかないと。彼はインファイトも強いですけど、遠い距離、中間距離はもっとすごいですからね。中に入ってコツコツしかないですね」
アドリアン・エルナンデス戦
試合前
井上尚弥のコメント
「オリンピック予選などの経験が自分の糧になっている」
「これからが最後の調整。明日いい状態でリングに上がれるように気を引き締めます」
アドリアン・エルナンデスのコメント
「ビデオで(井上を)研究した。スピードがあり、手ごわいボディーパンチャーという印象。とても危険な相手で、リングでは戦争が待っているだろう」
試合後
井上尚弥のコメント
「似合ってますか!? WBCのベルト」
「苦しい場面もあったが、打ち合いは楽しかった」
アドリアン・エルナンデスのコメント
「私の調子はよかったが、ナオヤがグレートだった。スピードがあり、上手にパンチを外すことができる。再戦?もしリベンジできるのであれば希望するが…」
サマートレック・ゴーキャットジム戦
試合前
井上尚弥のコメント
「コンディションがよく、初防衛に自信がある。自分は八重樫さんをあと押しするようなKO勝ちをしたい」
サマートレック・ゴーキャットジムのコメント
「必ず勝ってタイにベルトを持ち帰る。向こうが逃げるようなら、私は追いかけ続けるだけだ」
試合後
井上尚弥のコメント
「情けない試合をして申し訳ない。相手がタフだった。正直L・フライ級に仕上げるのが精いっぱいで、リングの中では0点。これからはフライ級に上げたい。」
「相手がタフだったとはいえ、自分が倒すまでの過程を作らなくてはいけなかった。いろいろと課題があったので、自分を見つめ直して次につなげたい」
サマートレック・ゴーキャットジムのコメント
「強い。ずっと王者でいられる器だと思う。アッパーとボディーが効いた」
(井岡一翔のスパーリング経験あり)「あくまでスパーだが、アッパーとボディーで井上の方が強いと思う」
オマール・ナルバエス戦
試合前
井上尚弥のコメント
「スピードと若さと勢いを生かし、ヒットアンドアウェイをしていきたい」
「難しい試合になるのは間違いない」と
オマール・ナルバエスのコメント
「テクニックとスピードと若さがある。プロ6戦目で世界タイトルを獲ったということに関して驚きはない。L・フライ級での話だし、私はプロ12戦目でフライ級の世界タイトルを獲った」
「私は数々の国際試合をこなしてきた。イノウエはリングで私をリスペクトすることになるだろう。私が心配しているのは自分の体調のことだけだ」
試合後
井上尚弥のコメント
「減量から解放されて本来の力が出た。試合前はプレッシャーで押しつぶされそうにもなったけど、若さと勢いで乗り切った。これからは誰の挑戦でも受けたい」
オマール・ナルバエスのコメント
「私のコンディションは良かったし、調整もきちんとしていたが、1ラウンドの一発目から効いてしまい、パンチ力に驚いた。
本当に超ストロングなパンチだった。もっと上の階級のパンチ力だったし、パンチが速過ぎて見えなかった。
気力ではなく体が限界だった。井上はノニト・ドネアよりも強かった。
(当時、ナルバエスの唯一の負けはドネアからだった。)
私を負かし、驚かせた。彼はまだ21歳。
大きな未来が待っている。歴史的なチャンピオンになれると思う」
ナルバエス陣営
「グローブに何か仕込んでるんじゃないか?」
井上が何も仕込んでいないことを証明すると
「グレートなニューチャンプだ」
ワーリト・パレナス戦
試合前
井上尚弥のコメント
「コンディションはいい。計量が終わってからの身体のメンテナンスや試合会場に入るまでを考えるとすべてが楽しみ」
「豪快なKOで勝って、井上が帰ってきたぞ、というところを見せたい」
ワーリト・パレナスのコメント
「ハードな練習をしました。100パーセント出来上がっています」
「ファンを楽しませる試合になると思うし、たぶんKO決着でしょう」
試合後
井上尚弥のコメント
「1年間うずうずしていて、死にもの狂いで練習してその結果が出せてほっとしている。リードをちょっともらったら硬くて、これはもらったらヤバイという緊張感もあった。
しばらくはS・フライ級でやるので、どんな挑戦でも受けて、ファンが望む試合をしていきたい。アメリカでもオファーがあればやってみたい」
ワーリト・パレナスのコメント
「2Rにダウンしたパンチはスピードが速すぎて見えなかった」
「想像していたよりも強かった」「ガックリしている」
ダビド・カルモナ戦
試合前
井上尚弥のコメント
「倒しづらいタイプだが、内容で見せつけてKOにつなげる。中盤ぐらいに倒すイメージを持っている」
ダビド・カルモナのコメント
「私は彼のホームへ行く。でもよりプレッシャーを感じるのは彼の方だ。ファンにいいところを披露しなくちゃいけないからね」
「下馬評はすべてこちらに不利。でも日本へ行って私がランキング1位の指名挑戦者であることを知らしめる。パレナスとの試合で学習したものは多い。それを生かして、これまでのどの試合よりも練習に打ち込んでいる。メンタル面でもすでに100パーセントに近い。このチャンスに向けて人生すべてをかけて戦う」
試合後
井上尚弥のコメント
拳を痛めたことについて
「2(回)で若干痛めて、全然使えるかなと思って(セコンド)言わなかったんですが、6(回)でちょっと強く打つときついなと思った」
「あのまま終わるのは嫌だった。見せ場をつくりたかった」
「あの試合は楽しかった」
ダビド・カルモナのコメント
「グレートなチャンピオンだ。私はあらゆる努力をした。おめでとうと言いたい。チャンスをくれて感謝している」
「井上は偉大な王者。今夜の私ほど井上を苦しめたファイターはいない」
「私が井上を相手に12回までこのような戦いをすると誰も想像しなかった。私は大変満足している」
ペッチバンボーン・ゴーキャットジム戦
試合前
井上尚弥のコメント
「コンディションはすごくいい。明日まで気を抜かないことが大事。相手? 普通ですね」
「地元開催でファンも楽しみにしている。いい試合、そしていい勝ち方を見せたい」
ペッチバンボーン・ゴーキャットジムのコメント
「井上は日本のスーパースター。彼と対戦できることをうれしく思う」
「いまはあの時(兄弟子サマートレック・ゴーキャットジムの対戦時)ほど(井上に)驚きを感じない。勝つ自信? 50-50だと思う」
「プレッシャーはない。いい試合をするだけ。井上の身体を見て? 同じ体重だよ」
試合後
井上尚弥のコメント
腰痛、さらには右拳を痛めた影響からか苦戦した井上。
「これが今日のぼくの実力。こんなんじゃビッグマッチとか言ってられない。どんどん練習するのみです」
「毎回勝ってなんでこんなにへこんでるんだろうと思いますけど……」
ペッチバンボーン・ゴーキャットジムのコメント
「イノウエは偉大なチャンピオンだ。彼は速い。この階級で偉大なパワーの持ち主だ。そして、正確なパンチャーでもある」
河野公平戦
試合前
井上尚弥のコメント
「(河野の「番狂わせを起こす」という発言に対して)起こしてみてください」
「判定までは考えていない」
「しっかり組み立てて、どこかでフィニッシュに持っていきたい」
河野公平のコメント
「番狂わせを起こす」
「イメージは混戦。井上くんは距離がきれいだから、やりりにくして、根負けさせて、チャンスがくると思う」
「やってみないとわからないが、2回か8回くらいに(チャンス)が起きるんじゃないかと思う」
試合後
井上尚弥のコメント
「(最後は)手ごたえがばっちりあった。すっきり終われたし、どこも傷めずに終われた。内容は70点」
河野公平のコメント
「井上君は格段に強かった」
「頭が割れそうな、破壊されそうな衝撃」
「いろんな強い選手とやってきたけど、その中でも抜きんでて強かった。打たせずに打つ。ジャブやワンツーの精度ひとつとっても図抜けています」
「(フィニッシュパンチは)貰ったことのない左フック。全く見えなかった。気持ちの良い負け方だった」
「スピード、パワー、技術、全て(素晴らしい)」
「(自分が)打った時にはそこにいない。世界戦10試合でそんな相手いなかった」
「ジャブで普通の選手の右と同じ。右は他選手の三倍強い」
リカルド・ロドリゲス戦
試合前
井上尚弥のコメント
「前半は触れさせない、入れさせない。そうすればあのボクシングは通用しない」
「後半は倒しにいくので接近戦にもなる。プロですから客さん第一、いかに興奮させるか、また次も見たいと思わせるか、そこは常に意識してます」
リカルド・ロドリゲスのコメント
「井上のようなグレートなチャンピオンと試合ができるのは楽しみ。必ず世界チャンピオンになる」
試合後
井上尚弥のコメント
「勝って当たり前と言われている試合ほど怖いものはないので気持ちを引き締めた。次はアメリカでの試合がほぼ決まっていると聞いているので、そこに向けて少しはアピールできたと思う」
「相手がああいうパターンでくると想定して、練習したパンチで倒せた」
リカルド・ロドリゲスのコメント
「イノウエは偉大な王者だ。非常にパワフルだった」
「私の不注意が招いた結果。反省がある」
アントニオ・二エベス戦
試合前
井上尚弥のコメント
「今度の試合が今後のボクシング人生の分かれ道になる」
「何ラウンドでもいいので倒したいですね。判定は絶対にない。お客さんが湧く試合をしたい。」
アントニオ・二エベスのコメント
「すごくうれしく、最高の舞台で戦える栄誉を感じている。世界タイトルマッチで、最強の王者に挑戦する私の目標が実現します」
「素晴らしい選手だと思う。彼はリングですべてのことを実践できる優秀な選手」
「井上は2階級世界チャンピオンだし、下馬評優位は当然。こちらは初めて世界戦の舞台に立つ身だし、机上では彼が2人のうちベスト。でも私を見くびると非常に危険な目に遭う。井上がゴンサレスとのビッグマッチを熱望していることを私は歓迎したい。私を甘く見てくれることを歓迎したい。彼が私を軽い相手だと思っていると確信している。私はアンダードッグの立場に慣れている。アンダードッグの底力を見せつけたい」
勝算は
「60パーセント」
試合後
井上尚弥のコメント
「もう少しキッパリといい勝ち方をしたかった」
「試合は相手あってのもの。今日みたいな一方的な、相手の選手に勝つ気がないような試合だと、試合自体が枯れてしまう。白熱した試合がやりたいですね」
アントニオ・二エベスのコメント
「確かに僕は6ラウンドまで戦った。まだやれたけど、僕の陣営は止めるべきだと感じた。あのファイトは自分たちの思うようにいかなかったけど、心配しないでほしい。僕はまだ戻ってくる」
ヨアン・ボワイヨ戦
試合前
井上尚弥のコメント
「いつも通りですね。スーパーフライは今回が最後って決めてるんで、ここでつまずくわけにはいかないって気持ちがある」
ヨアン・ボワイヨのコメント
「全く何の印象もないね。何も感じない。でも明日の試合では、もっと強いものを見せてくれるだろう」
試合後
井上尚弥のコメント
「左は常に自信持ってるパンチなんで当たれば倒れるかなと思ってました。まだ物足りなさがあるんで、バンタム級に行きたいなと自分の中では思っている」
ヨアン・ボワイヨのコメント
「井上(のパンチ)は思っていたよりも重かった。僕より優れたボクサー」
「チャンスがあればまたやりたい」
ジェイミー・マクドネル戦
試合前
井上尚弥のコメント
マクドネルが会見に1時間以上遅刻し
「ふざけてますね。謝りの言葉ひとつないのが腹立ちました。陣営の態度もイラッと来ましたが明日ぶつけます」
「判定決着は望んでないのでKOで締めくくりたい」
ジェイミー・マクドネルのコメント
「全てにおいて私の方が優っている部分が多いと思った」
「イノウエのファーストネームすらどう発音するかも知らない、俺の方がタフで強い」
試合後
井上尚弥のコメント
「練習してきた結果が出て物凄く満足している。控え室でアップしている時からパンチの乗りが違うなと当たれば倒せるという感覚はあった。それが試合に出てホッとしている」
ジェイミー・マクドネルのコメント
「井上選手は本当に強かった。前回の試合でバンタム級は最後としていたが、井上と対戦するビッグチャンスが巡って来たので、この階級に戻ってきた。井上はグレート、パンチもあって素晴らしいファイターだ。地球上で1番強いバンタム級の選手と戦えた。1番効いたのは左フック」
ファン・カルロス・パヤノ戦
試合前
井上尚弥のコメント
「体力勝負になると思っている」
「強引につぶそうとしたら雑になる。ジリジリ、コツコツあてていきたい。技術戦? そうなると思いますよ」
「元スーパー王者ですし、キャリアもある選手なので、そこは気を抜かずにしっかり戦いたい」
ファン・カルロス・パヤノのコメント
「井上にとっても、私にとっても難しい試合になる」
「イノウエは今までのように上手くいくと思わないでほしい」
試合後
井上尚弥のコメント
「パーフェクトすぎたという感覚。狙って、計算して入ったパンチです。普段は何で倒したのか覚えてないこともあるけど、昨日は試合が終わった直後もはっきり覚えていました。狙い定めたパンチでしたね」
ファン・カルロス・パヤノのコメント
「大変強いハンドパンチを持っている。油断したわけではないが、パンチが入ってしまった。見えてなかった」
「プロとアマチュア生活で世界最高の男たちと戦ってきた。彼は全てにおいて圧倒的に別次元だ。彼を倒せる人間は誰もいないだろう」
エマニュエル・ロドリゲス戦
試合前
井上尚弥のコメント
「IBFの王者だけに技術はありますし、白熱した面白い試合になると想像しています」
「過去最高の相手といっても過言ではないので、明日、しっかり精進して臨みたい」
エマニュエル・ロドリゲスのコメント
「KOでも判定でも私が勝つ」
試合後
井上尚弥のコメント
「長引けばお互いに緊張感が解けて、お互いの良さがたぶん出てきて、もっとボクシングとして面白い展開になるんじゃないかと。1ラウンドが終わったときにそう思っていたんですけど。まあ、1ラウンド目で感触的に負けはしないだろうな、という気持ちの余裕はありました」
エマニュエル・ロドリゲスのコメント
「我が同胞へ、勝利をもたらすことはできなかった。言い訳の余地はない。これまでにないトレーニングを積んできたのだから。準備は最高だった。我が陣営は自分たちの仕事をしてくれた。自分の仕事をするまでだった。素晴らしい雰囲気に感謝したい。敗北は誰にとっても痛いものだ。しかし、我々は止まらない。これが終わりでないのだから」
ノニト・ドネア戦
試合前
井上尚弥のコメント
「ドネアと戦えるという一番望んでいた決勝なので、すごく楽しい気持ちでいっぱいです」
「KOでも判定でもどちらにころんでもいい準備をしてきた。すべては当日、向き合ってから考えたい」
ノニト・ドネアのコメント
「私は数多くの実力者と対戦してきたが、ナオヤはその中でもトップのパウンド・フォー・パウンドだ」
「カギは私が的確な戦略を立てて、それを遂行すること。適応力も重要になる」
試合後
井上尚弥のコメント
「楽しかった~」
「陣営はハラハラしたと思うけど、自分の中ではこれがボクシングだと。そこは楽しかったという気持ちがある」
ダウン寸前のピンチは
「息子の顔が瞬間よぎったので持ちこたえられたと思う。それだけ家族の存在は大きいと思った」
「ドネア選手、めちゃくちゃ強かったです。初めてのカットという経験、2ラウンド目からドネアが2人に見えていた。その中でこのように戦えたことを自分のキャリアとして来年から精進していきたい。負けられないというドネアの気持ちの強さを感じたし、自分は試合前に世代交代と言ってきたけど、この内容じゃ世代交代とは言えないけど、もっと強い井上尚弥になるので期待してください。ウバーリ、弟のかたきをとりたい、WBC王者と統一戦をやりたいです」
ノニト・ドネアのコメント
「私は多くのミスを犯してしまいましたパワーに頼りすぎてしまったことを否定はしません。彼は単なるパワーパンチャーではなく、タフなファイターであることを証明しました。私はこれまで左フックで多くの選手を倒してきましたが、彼は最後まで立ち続けました。」
自身のダウンの際レフリーが井上の攻撃を遮り、カウント開始が遅かった件について。
「あのボディーは耐えられたが、もしあのまま立っていたらイノウエの追撃弾を喰らい、もっとトラブルに陥るかもしれなかったので膝をついた、レフリーの行動には正直助けられたと思う」
「彼こそがこれまで対戦した中で最高の選手だったと思います。」
ジェイソン・マロニー戦
試合前
井上尚弥のコメント
「(モロニーには)何も感じなかったけど、ちょっと気合いが入りすぎている感じがした」
ジェイソン・マロニーのコメント
「マルチディビジョンの王者であることはわかっているけど、まだビッグネームと戦っていない。相手はあまりに彼に敬意を払いすぎている。彼に自分の形でボクシングをやらせてしまっている。もし、対戦するチャンスがあれば、絶対にそうはさせない。自分たちのファイトをしなければいけない。誰もが思うほど、イノウエは無敵じゃないと思う」
「私の勝利を妨げるものは何もない。バンタム級で1番の選手になってみせる」
「試合の夜は世界中を驚かせる」
試合後
井上尚弥のコメント
「上手く調整もいってリングに上がった。やっぱりラスベガスというのがあって硬くなった。前半は攻めていったけど、(マロニーは)足も動かすし、上体も動かすし、なかなか当てられないという印象だった。だから中盤からカウンター狙いにした。(ダウンを奪った)左も右も練習してきたパンチ。左ジャブもダブルで打つ勉強をしてきて思うように入った。」
ジェイソン・マロニーのコメント
「彼はとてもいい選手」
「試合をコントロールするのが上手い」
「ただただ尋常じゃない。信じられないほど素早い」「彼はとても速くて、恐ろしいパワーを持っている」
「次の日に試合を頭の中で振り返って、彼と再戦したかったくらいで、彼に勝てると未だに信じています。でも残念ながら勝つには足りませんでした。土曜日の彼は私にとって強すぎました」
マイケル・ダスマリナス戦
試合前
井上尚弥のコメント
「期待を裏切らないように出せるものをすべて出して勝ちにつなげたい。今回もかなりのパフォーマンスでいい試合を見せられると思うので楽しみにしていてほしい」
マイケル・ダスマリナスのコメント
「井上が素晴らしい選手であることは言うまでもありません。井上と戦えることはとてつもない名誉。9歳の時にボクシングを始め、これまでに学んできたことのすべてを井上との戦いにぶつけるつもりです。」
試合後
井上尚弥のコメント
「4団体統一へ向けての位置づけで挑んだ。勝ったことの嬉しさもあるが、こんなところで手を上げて喜んでいられるステージではない」
「1ラウンドに相手の実力と出方を見て早い回で(KO勝利)いけるかなと確信が持てた」
マイケル・ダスマリナスのコメント
「ナオヤ・イノウエは素晴らしかった」
「凄い衝撃だった。防御できず、息ができなかった」
「今まで受けた中で最強のパンチだったか」
「イノウエはトータルパッケージ(全て兼ね備えている)。スピード、パワー、異なるタイプの動きやスキルを持っている」
コメント