2021年6月13日、東京ドームで開催されるRIZIN28にて行われることが決定した朝倉未来vsクレベルコイケ戦。
互いに最強の相手と認め、国内フェザー級トップ同士の戦いと言われているこのビッグマッチ。
今回はプロの格闘家勝敗予想と考察コメント、当チャンネルのアンケートをまとめましたので御覧ください。
はじめに各選手の予想を紹介し、コメントを紹介していきます。
| 予想者 | 朝倉未来 | クレベル・コイケ |
|---|---|---|
| ストラッサー起一 | 2ラウンド一本勝ち | |
| 北方大地 | 判定勝ち | |
| 大沢ケンジ | 判定勝ち | |
| 扇久保博正 | 判定勝ち | |
| 神龍誠 | 一本勝ち | |
| Tiger育夫 | 一本勝ち |
と、勝敗の票数は半分に別れましたが、勝ち方はいずれも朝倉選手は判定、クレベル選手は一本勝ちとの予想で一致しました。
当チャンネルのアンケートでは
- 朝倉未来選手のKOあるいは一本（チョークスリーパーや関節技などの極め技）勝利
20% - 朝倉未来選手の判定勝利
24% - クレベル・コイケ選手のKOあるいは一本勝利
35% - クレベル・コイケ選手の判定勝利
6% - 五分五分。全くわからない。
15%
と朝倉選手の勝利予想が44%、クレベル選手の勝利予想が41%、五分五分が15%と僅差ながら朝倉選手の勝利予想が多い形となりました。
このアンケートでもプロ格闘家の予想と同じく、朝倉選手の勝利は判定、クレベル選手の勝利は一本（KO含む）という予想が多くありました。
一本で決着ならばクレベル選手の勝利、判定になったら朝倉選手の勝利という予想が多いようです。
ご協力ありがとうございました。
それでは各選手の考察コメントを紹介していきます。
各選手の予想とコメント
ストラッサー起一
- とにかく柔術、寝技が強い
- 打撃の軌道が普通じゃないから見にくい
- 組んだらかなりの確率で勝つ
- 今まで朝倉選手が戦ってきたなかで一番最強の選手
- カウンターが上手い
- ドーミネーター戦から自分から攻めていくスタイルに変わってきた
- テイクダウン能力が高い
ストラッサー起一さんは、今回勝った方が日本一と言っても過言ではないと言い、「クレベル選手の2ラウンド一本勝ち」と予想しました。
「1ラウンド組んだとしても朝倉選手は元気なんで凌いでくるかな。
テイクダウン、最初は難しいかなていうのがあるんですよね。
そこで1ラウンドプレッシャーかけながら削って、ちょっと体力を削ったところで、
2ラウンド入ったところでしっかり打撃振って組み付いて、
寝技地獄に持っていくところがクレベル選手の勝ちの要因になると思ってます。」
とその理由を語り、逆に朝倉選手が勝つとしたら
「朝倉未来選手が打撃でプレッシャー与えて、タックルとか組み技を凌いで距離を掴ませない。
それを3ラウンドまで遂行できれば、クレベルコイケ選手が勝つのは難しいかなと思います。
勝つとしたら1ラウンドKO勝ちかなと思ってるんですよね。」
と語りました。
北方大地
実績ではクレベル選手の方が格上、紙一重の差としながら
「朝倉選手の判定勝ち」と予想しました。
「自分と構えが違う選手（サウスポー）に対して苦手意識があると思う。
組み付くまでの距離も変わってくるし、クレベル選手からすると遠い分の距離を決して上手くはない打撃で埋めなければいけない。
カウンターパンチャーの朝倉選手からすると当てやすいというか、結構穴がある。
ただ、クレベル選手ってディフェンスが上手いわけでもないのに、なぜかKOされてない。
それって当てにくい何か、不規則なリズムなのか、組技のプレッシャーからなのか。
組技のプレッシャーが高いことで相手の打撃の精度を下げさせてるとか、そういったものがあると思う。
ただ、基本的に打撃では朝倉選手が圧倒すると思います。
レスリング力的にもクレベル選手ってあんま強いタイプじゃなくて、あの感じのテイクダウンだったら朝倉選手が切れると思う。
逆に言うと、構えが喧嘩四つだからこそ、組んだあとクレベル選手がバックに回るっていう展開もあると思う。
対策しやすいのはクレベル選手。
着実にポイントを重ねる展開をすると朝倉選手が完勝で勝てるんじゃないかな。」
と展開を語りました。
大沢ケンジ
「どうやって戦うかっていうところなんですけど、未来選手はクレベル選手得意じゃないかなと思うんですけよね。
フィニッシュが上手なんで寝技はちょっときつい部分はあると思うんですけど。
練習してたときとかも、最後の最後固められても最後の最後で逃げれるし、倒されないっていうね。
テイクダウンが難しいんじゃないのかなって。
クレベル選手のタックルとか押し込んで足掛けてとか、ああいうタイプは結構、未来選手強いんじゃないかなと思ってて。
そこを凌いで、徐々に削りながら圧をかけつつ時間をかけて、判定勝ちすんじゃないかなと思いますね。
自分でガンガンプレッシャーをかけつつ、左ミドルとかジャブとかボディとか散らしながらね。
（パンチのコンビネーションを）まとめると中に入られちゃう可能性あるんで様子見ながら圧かけて、クレベルがテイクダウンしづらくなるんで引き込むみたいな。
そこで、下になってるクレベル選手に対して未来選手が上から攻めるのか立たせるのかわかんないですけど、そういう展開になるんじゃないのかなってのが僕の予想ですね。」
と、朝倉未来選手の判定勝ちを予想しました。
扇久保博正
「相性的には朝倉選手の方がいいと思います。
タックル切るの上手いと思うんで、柔術的なタックルではなかなか倒せないのかなあと。
引き込んできても付き合わないんじゃないかなという気もするんですけど。
一発がスピニングチョークとか、いきなりバック取れてチョークとか入らない限り、なかなかテイクダウンするのは難しいのかなあと思ったりしてます。
ただ、クレベル選手も軌道の見えづらいパンチ、打撃もすごい見てて強いなあというふうに思うんでやりづらいと思います。
クレベル選手からしたら、触れてガードにいれるか、上手くケツの下でクラッチ組んでテイクダウン取れれば、寝技ではかなり技量差があると思うんで、パスしてマウントまで行ってしまうとかなりクレベル選手有利なんじゃないかな、と思います。」
と、僅差ながらも朝倉選手の判定勝ちを予想しました。
神龍誠
朝倉選手が勝つなら判定、クレベル選手が勝つなら一本勝ち。
8：2でクレベル選手の勝ちと予想しました。
「今までの戦績からも出てるし、KSWっていうすごい大きい団体でチャンピオンっていう相当な実績もある。
打撃も寝技もできる。
トリッキーな感じで攻めてくるのが未来選手結構戸惑うのかなってのがあるんで。
間違いなくUFCで上位ランカーに入ってる選手だと思うんで、仮に未来選手が勝つようであればフェザー級のトップ。
斎藤選手と当たったらどうなるかわからないぐらい凄いんだろうなっていう勝ちですよね。」
と、クレベル選手の実績を高く評価していました。
Tiger育夫
相性では朝倉選手に分があるとしながらも
「トップレベルの選手って成績とかだけで比べたりとか、寝技とか打撃とかそういう相性とかもあると思います。
けどそれだけでなかなか紹介予想するのは難しいんじゃないのかなと思って。
一番大切なことってこのレベルの選手って、戦術とか対策、試合までの準備期間というのがめちゃくちゃ大事なんじゃないのかって思ってるんですよね。
（朝倉選手が）準備期間が作れないっていう理由で辞退しようかなと考えてたとおっしゃってたんですよね。
決まってる決まってないって、やっぱり選手のトレーニングの取り組み方とか対策の仕方っていうのも全然変わってくるんですね。
この短い（試合までの）一ヶ月でどこまで対策をして追い込めるのか、今まで練習できていたのかっていうのもポイントになるんじゃないかなって思うんです。
あとは、僕もキックボクシングの指導をしていてジムを自分で経営してる立場として思うことなんですけども、朝倉未来選手のチームがどこまで機能しているのかっていうのが大事なんですよね。
朝倉選手が自分で決めて自分なりの練習をやってるだけならば難しいと思うんですね。
ミット持ちの選手とかスパーリングパートナーとかも雇っているとは仰ってたんですけど、それって結局自分の頭脳の中で自分目線、完全な主観でやってるんで、どうしても見落としてる部分っていうのが絶対にあるんですよね。
そこをコーチとかがいて「そこそれは必要ないよ」とか、選手に足りない部分を技術面や私生活の部分でもアドバイスする人がどこまでいるのかな、っていうのもすごく思うとこなんですよね。」
と、事前の準備やトレーニングにおいての差でクレベル選手の勝ちを予想しました。
おわりに
いかがでしたでしょうか？
ぜひ皆さんの予想もコメント欄で教えて下さい。
また、このチャンネルでは「朝倉未来」「クレベル・コイケ」両選手の
特集動画を投稿しておりますので是非御覧ください。
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