次期RIZIN王者?クレベル・コイケ徹底解説!【最強の柔術家】

2020年大晦日に待望のRIZINに初参戦して、第4代PXCバンタム級王者の「カイル・アグォン」選手や、元Rebel FC(レベルエフシー)王者の摩嶋一整相手に一本勝ちを決めた「クレベル・コイケ」選手ですが、その見事な勝利から広く全国区に名前が知れ渡る選手となりました。

このクレベル・コイケ選手は一体どんな選手なのでしょうか?!

RIZIN参戦前には総合格闘技団体「DEEP(ディープ)」や「HEET(ヒート)」に数多く参戦しており、タイトル歴も「KSWフェザー級王者」「Rebel FCフェザー級王者」を獲得しており、その実力、実績と間違いなく世界トップクラスの選手です。

朝倉未来選手との対戦も決まっており、現在RIZINフェザー級最強の実力者との声も多いですが、果たして今後、クレベル・コイケ選手のRIZIN王者挑戦はあるのでしょうか?

この動画ではRIZINフェザー級注目度NO1選手「クレベル・コイケ」選手を紹介していきす。

目次

【総合格闘技デビューは2008年】

総合格闘技の戦績は33戦して28勝5敗とかなり良い戦績です。

その28勝のうちの24勝を「絞め技」「関節技」で1本勝ちしている、筋金入りの柔術家と言えます。

クレベル・コイケ選手は1989年生まれ、ブラジルのサンパウロ州サンパウロ市出身です。日本には14歳の時に、なんと出稼ぎする事を目的として来日し、来日後は静岡県浜松市で暮らしました。

来日後は、浜松市のマウリシオ・ソウザの柔術道場ボンサイ柔術で柔術を学び、その才能を開花していきます。

柔術を始めた2003年頃の日本では総合格闘技の『PRIDE』が大人気で、ノゲイラ、シウバ、グレイシー一族等のブラジル出身選手が多く活躍していて、当時のクレベル・コイケ少年も、活躍するブラジル選手に対し憧れを抱いていたのではないでしょうか。

アマチュアの柔術大会で多くの実績を積み上げて、2008年の19歳の時にClub DEEP 浜松大会』で総合格闘技デビューします。

その総合デビューで見事なチョークスリーパーで1本勝ち、自身の総合格闘技初勝利を飾ります。

その後もHEAT大会に出場し続けて4連勝を飾りますが、それ以降は1勝3敗1分と結果を出せず、2009年の総合格闘技では奮わない日々が続きました。

2010年には柔術の全日本大会、アジア大会と共に優勝を果たし、その勢いで総合格闘技の試合にも出場。DEEP、HEATの大会で勝ち星を積み重ねます。

2010年~2015年は、『元修斗フェザー級王者・門脇英基』選手からの勝ちも含めて14勝0敗と見事14連勝を飾ります。

【戦いの舞台をKSWに移す】

連勝を重ねた事で、2015年頃からはクレベル・コイケ選手の実力が世界にも認められていきます。

そして戦いの場を、ポーランドの人気総合格闘技団体『KSW』に移します。

KSW以外にも、2015年6月27日の『Rebel FC』のグランプリ大会にも出場し、元WEC世界王者「ミゲール・トーレス」選手をチョークスリパーで破りRebelFC 王者となります。

そのRebel王者の実績を引っさげて、2015年11月28日、『KSW33』大会の初代フェザー級王者決定戦で「アルトゥル・ソウィンスキ」選手と対戦します。

果敢に攻める場面もありましたが、0-3の判定負けで、残念ながらタイトル奪取とはなりませんでした。

【見事KSW王者に!】

KSWのタイトルマッチの敗戦から約5か月後の、2016年4月24日に『パンクラス277』大会に出場します。

この試合では後にRIZINで人気選手となる「矢地祐介」選手と対戦し、3Rに得意のチョークスリーパーで1本勝ち。

タイトルマッチの敗戦からの復帰戦を見事に勝利で飾ります。

その後もRebel、KSWに参戦し着々と白星を重ねていき、再びタイトル挑戦のチャンスが舞い込んできます。

2017年5月27日再びKSW39にて、KSWフェザー級のタイトルマッチの挑戦者として参戦。

しかもこの大会は、ポーランドの首都ワルシャワにあるワルシャワ国立競技場で開催され、58000人の大観衆のなかで行われた試合でした。

KSW王者の「マルチン・ロゼク」選手に挑戦したタイトルマッチの試合展開は、終始グランドでの試合をリードしたクレベル・コイケ選手が1本勝ちとは行きませんでしたが、3-0の見事な判定勝ち。

第3代KSWフェザー級王者になります。

続く2017年12月23日の『KSW41』大会では、前回敗北している因縁の相手「アルトゥル・ソウィンスキ」選手との再戦が決定します。

前回対戦した時は、王者決定戦という事もあり二人は同列でしたが今回の再戦では、クレベル・コイケ選手は堂々の王者として、「アルトゥル・ソウィンスキ」選手の挑戦を迎え撃つ形として組まれました。

しかしこの試合ではクレベル・コイケ選手の「絶対に負けたくない」というプレッシャーからなのか、この試合でなんと減量失敗してしまいます。

試合前の計量をパスする事が出来ずに、苦労して取ったタイトルを剝奪されてしまいます。

この大会での試合は、急遽ノンタイトルマッチに変更されて、クレベル・コイケ選手は前回判定負けしている相手に対して、3Rに得意のチョークスリパーで勝利します。

クレベル・コイケ選手はタイトルを失う事となってしましたが、自身の実力はこの試合で充分に見せ付けました。

【念願のRIZIN参戦へ!】

その後もKSWでは連勝を重ねていき、2018年12月1日の『KSW46』が開催されます。

この大会では、前回自身の減量失敗により剝奪され空位となっていた、フェザー級王者の決定戦に選出されて、対戦相手の「マテウス・ガムロ」選手とのフェザー級王者決定戦を行います。

試合は両者一歩も譲らずに、一進一退の攻防が続くも5Rで決着が付かずに勝敗は判定に。

結果は0-3の判定負けとなり、残念ながら再度のタイトル奪取とはならず、クレベル・コイケ選手のKSWの試合はこの試合が最後となります。

2019年9月1日、豊富な資金力を持つアジアのUFCと言われる『ONE(ワン)』のジャパン大会に出場して、約3年ぶりに日本で総合格闘技の試合を行います。

この大会では、日本人総合格闘家の「西浦ウイッキー聡生」選手と対戦し、ここでもやはり1Rチョークスリパーで1本勝ちしました。

2020年8月9日のRIZIN22大会のリングで、一足早くRIZINに参戦し勝利を収めた、ボンサイ柔術の同門選手である「ホベルト・サトシ・ソウザ」選手からRIZINのリング上から紹介され、ファンにその名前を知られる事となりました。

そして、RIZINデビューはいきなりの2020年大晦日RIZIN26大会。

そこで、実力者カイル・アグォン選手にダースチョークで一本勝利。広く格闘技ファンにその実力を見せつけました。

続く2021年3月21日の『RIZIN27』では元Rebel王者でもある「摩島一整」選手と対戦しました。

摩島選手は13勝の内11勝を一本でおさめている寝技の得意な選手ですが、三角絞めでなんなく一本勝利。

日本での評価を固めました。

今後のクレベル・コイケ選手

そして、2021年6月13日の『RIZIN29』大会では圧倒的な知名度を誇る朝倉未来選手との対戦が決まりました。

クレベル選手自身も会見で「ベルトはないがチャンピオン」と評価するほどの実力者で、日本の総合フェザー級ではトップ同士の対決と言えるでしょう。

この試合の結果によっては、知名度人気を一気に上げ、斎藤裕選手への早期のタイトル挑戦の可能性もあります。

クレベル・コイケ選手は総合の試合で、27勝のうち23勝を得意の「絞め技等の柔術技」で1本勝ちしていますが、本格的に打撃も練習していて、立ち技最強と言われるシュートボクシングのリングにも上がり、2戦して1勝1負(判定)と打撃も侮れません。

現在のRIZINフェザー級の選手層の厚さは世界一と言われるレベルで、斉藤選手や朝倉選手だけではなく、現DEEP王者の牛久絢太郎選手パンクラス王者のISAO選手修斗太平洋王者のSASUKE選手、ZST(ゼスト)王者の関鉄矢選手等、国内だけでも凄いメンバーが揃ってます。

他にもGRACHAN(グラチャン)、ベラトールの王者も加えるとRIZINフェザー級は正に戦国時代といっても過言ではありません。

この状況にRIZIN代表の榊原CEOも「今年はフェザー級のGPをやりたい」とフェザー級のグランプリ大会の開催に前向きです。

榊原CEOも、この層のぶ厚いフェザー級日本勢達と、世界の強豪たちとの対決を描いており、王者の斉藤選手と朝倉選手、そしてクレベル・コイケ選手を加えた3人は日本人選手の中心的選手になると公言していますので、

フェザー級GPが実現すれば、その実力と実績からも間違いなくクレベル・コイケ選手は参加できるはずです。

そして、朝倉選手との試合の結果次第では、クレベル本人が対戦を熱望している王者の斉藤選手といきなり対戦する可能性もあり、対戦は現実味を帯びてきたと言えるでしょう。

32歳となる2021年は、選手としても全盛期を迎えてきて、コイケ自身も「RIZINのリングは1年間待った」と言う程待ち焦がれて、ようやく実現したRIZINのリング。

爆発したクレベル・コイケ選手は、この憧れの夢の舞台で、更なる勝利を重ねて行ってくれるでしょう。

強敵が豊富なRIZINフェザー級のタイトル戦線に、どのように絡んでくるのか。

これからのクレベル・コイケ選手に益々目が離せません。

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