大晦日に行われたRIZIN26でのシバターHIROYA戦。
体重差はあるものの、1ラウンドキックボクシングと2R総合のミックスルールでなんとシバターがKー1トップレベルのHiroyaに勝利しました。
1ラウンド
1ラウンドはHIROYA選手有利のキックボクシングルールで試合が始まります。
試合が始まると、シバターは動かず睨みつけたり、ステップをふんだり、奇妙な動きで相手を挑発する動きを連発します。
これにHIROYAは落ち着いてローキックで攻めます。
HIROYAはシバターの奇妙な動きに中々入っていけません。
2分35秒、HIROYAがパンチで仕掛けるとシバターは打ち合いに応じカウンターでアッパーを当てダウンを奪います。
HIROYAが立ち上がったところで、終了のゴング。
HIROYAは脚をふらつかせながら、コーナーに戻りました。
なんと、HIROYA有利なキックボクシングルールの1ラウンドでシバターがダウンを取ったのでした。
2ラウンド
2ラウンドは総合ルールでシバター有利なルールになります。
試合が始まるとHIROYAはパンチで攻めます。シバターは組み付きテイクダウンを取ると、腕ひしぎ十字固めを決めます。
HIROYAは一瞬タップしたような動作を見せますが、レフェリーはタップとみなしません。
シバターも「タップしたよ。」とアピールしますがそのまま試合は続行。
HIROYA選手は逃れ、再びスタンドでの攻防になります。
HIROYA選手は何発かいいパンチを当て、終了間際には右フック、右ハイキックを当てシバターがぐらついたところで、試合終了のゴングが鳴りました。
試合結果は
今回のルールは、2ラウンド以内に決着がつかなかった場合は、判定なしのドローというルールなので、試合終了時にはドロー発表でした。
シバターは試合後のインタビューで
「腕十字は確実に入っていた。タップらしきものがあったからずらした。リプレイを見てもらえればわかる。」
とコメント。
しかし、その後審判団からHIROYAのタップと認められシバターの一本勝ちとして認められたのでした。
エンタメ枠で負けると思われていたシバター。キックボクシングルールでもダウンを取り、仮に判定だったとしても完勝と言っていい試合内容でした。
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